10月19日(土)14:30~希望荘2階会議室に
石津棟暎先生(くまもと江津湖療育医療センター小児科)を
アドバイザーにお迎えし、10月例会を開催しました。
参加は6名でした。
まず、改めててんかん分類の枠組みについて説明していただきました。
次に併存症を考えることが不可欠であることを解説していただきました。
そして、障害や症状の表記が「障害」という単語を使わず、
悪い印象を与えない表記に変わってきているという話がありました。
・発達障害→精神発達症
・知的障害→知的発達症
・難治性→薬剤抵抗性
等々。
その後は、外科的治療・新薬について、
広域的ネットワーク構築の必要性について等々、
幅広いお話がありました。
長年にわたって多くのてんかん患者さんの診療にあたり、
患者さんに寄り添って治療を続けていらっしゃる先生は、
移行期医療の難しさを熱心に話されました。
そして、『妥協点を見つけなくては…何とか頑張りましょう』とおっしゃいました。
最後にてんかんの啓発についての難しさと大変さにも触れて、
県支部へ『頑張って下さい』とエールを送って下さいました。