8月19日(土)、希望荘3階会議室Bにて、アドバイザーに百崎謙先生(熊本再春医療センター)を
お迎えしてリモート併用で開催しました。
参加者は、会議室が会員以外の2名を含む15名、リモートが4名の合計19名でした。
テーマは「てんかんと発達障害」。
はじめに自閉スペクトラム症(ASD)と注意欠如多動症(ADHD)について、
それぞれの特性や症例、対応や支援のコツ等のお話を聞きました。
〇特性を長所としてとらえる事。
〇“理解してほしい”“理解できないなら支援しないでほしい”との当事者の声。
〇発達障害の子を傷つけるのは「無理解なのに熱心な人」by佐々木正美氏(児童精神科医)。
最も重要な点です。
次に発達障害を伴うてんかんの治療について、
ASD・ADHDの特性と抗てんかん薬の特徴を合わせた選択をすることを学びました。
質疑応答では、
〇脳波検査の時期と症状について
〇コロナ禍でのコミュニケーションの取り方の変化、場面緘黙について
〇大人のてんかん患者さんの診察医、病院がわからない
等々多くの質問がありました。
百崎先生は丁寧にお返事を下さり、閉会後にも質問に対応してくださいました。
「今後も要望や心配事を共に話しながら活動していきましょう! 又、例会にご参加下さい。」
というまとめの言葉で閉会しました。